乙一さんの文庫本「失踪HOLIDAY」収録の「しあわせは子猫のかたち」と「失踪HOLIDAY」を読みました。文庫本自体も久々に読みます。「失踪HOLIDAY」はテレビ朝日でドラマ版をやっていたそうですが全く知らず。それなりに、面白かったです。乙一さんの作品を始めて文章を媒体として読んだのは短編集「ZOO」(しかもハードカバー)だったので、どろどろで暗いイメージがありましたが、今回は不思議でほわほわっとした話だなと感じました。雰囲気が違うから嫌いとかいうのでもなく、文章の書き方は同じで、シリアスな時も笑わせてくれる時も楽しい(と言うのも変?)文章でした。
すでにもう一つの乙一さんの文庫本を読み始めています。こちらもまだほわほわあたたかいお話が多く、読んでいてほっとします。楽しみ。
それから、ハッピーフィートを見に行きました。アカデミー賞とかよくわかりませんが、ストーリー展開は子供向け、知識に関しては大人向け。そんな印象でした。まず、どうも自分には「動物が人間のような感情を持って生活していること」がそう簡単には受け入れられず、受け入れられたのはバグズライフくらいで。なんとなく引いて見ていたのですが、やっぱりストーリーが(もごもご
そもそも、自分はコウテイペンギンよりアデリーペンギンが好きなわけで。感動どころが、微妙に違ったかなあと。アデリーたちのコロニーでマンボウッとか言っている辺りとか、妙にじーんとしてしまいます。な、なぜだ。自分でもやや謎。
ペンギンでタップにする必要はなかったかなーと少し思う。だって、短足。でも音楽の使いどころや映像技術は素敵だったのでは。しかし、パンフレットの内容があまりにぎっちりすぎて読まなかった自分。とりあえずアスタリスクが使われていたことには喜びました。それと、ライバルともならずマンブルを非難もせずグローリアにしつこい求愛もしなかったシーモアが個人的に好きだったのですが、パンフレットには何も載っていなくて悲しかったし、ゾウアザラシの紹介文があまりに悲惨(本当にあれはひどい)だったので失望。
スピーディな部分はいいけれど、いきなり3ヶ月とかテンポが狂います。ナレーターを入れる必要もないくらいの表現方法があれば、と思います。面白くないわけではないですが、自分の年代的に合う合わないとかだったのかもしれません。
今日もちょこちょこ手を入れました。そのうちカテゴリ増設しようと目論んでおります。
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