昨日かな、その前かな。リッツが4枚だけ残ってて、ちょうど生クリームとトッピングチョコ類があったものだから。つい。それぞれのリッツに生クリームをうまくのせ、トッピングもなかなか丁寧にやって、いただきます。しかし最後の一枚になって、ちょうど生クリームもトッピングもあとわずか。それに気付くと同時に、例のアイスクリーム賛歌が頭の中に流れ始める。これはアイスではないけれど、おいしいリッツを召し上がる。そんな気分。
おいしい、とはこの場合非常に甘い物好きで健康を考えずにただ旨いことをのみ考えた舌が感じる感覚のことで。当然、おとぎ話の王子や王女は食べないと思われるもので。
スプーンを用意。リッツにすでに乗せてあった生クリームを押しつぶし、まんべんなく広げる。そこにさらに生クリームを追加し、同様にしてスプーンで形作っていく。途中、スプーンですくって舌でトロントロンと溶けるのを楽しむ。そうしながらできたものは、まるでホールケーキ。リッツを土台に、およそリッツ4枚分の高さになった生クリーム。さらにその上にトッピングを埋め込み、見事な、文字通り生クリームケーキの完成。
思い切ってかぶりつくと、サクッという音と共に広がるリッツの塩味と生クリームの甘さ。トッピングはかたさがあるので噛みごたえもあってなおよし。王子や王女どころか、普通はやらないだろうというくらい生クリーム三昧でした。おいしかった。
そうそう、リッツじゃないけれど。クラッカーで青と白のパッケージで四角い形のものが好きなのに、商品名を忘れてしまった。あれってどこの会社だったっけ。あれもまた久しぶりに食べたいなあ。
そうそう、BIGLOBEストリームで赤毛のアンと小公女セーラを見ました。友人が小公女セーラを見て、カットされていると言いましたが、カットされていました。あらいぐまラスカルを見ている限りではカットされていると思わなかったのですが、確かに、ペリーヌ物語も前半の旅の話は大幅カット、小公女セーラはまだマシで、赤毛のアンが重要なエピソードを飛ばしまくってナレーターが入りまくるという恐ろしい状態でした。しかし、それでも面白いと思うから不思議だなあ。
赤毛のアンは私のあしながおじさんと被ります。どちらも同じような境遇で性格で才能で。ただし成長が恐ろしく著しいのが赤毛のアンで、アン・シャーリーの年齢や周囲の人間、環境は違うのでどちらも面白いです。マリラさんが素敵なおばさん過ぎて。それに、ダイアナもかわいくて。ライバルは女の子ではなく男の子のギルバートでしたし、私のあしながおじさんと違い、死が登場するところが悲しみを感じる場面でした。でも、アン・シャーリーたちの表現といったら、私のあしながおじさんと同じくらいに笑わせてくれるような表現で楽しかった。
小公女セーラはベッキー物語に改名しても構わないほどベッキーが好き。セーラは何だろう、見ていてつらいし、やっぱり誰にでも分け隔てなく優しいのは院長と同じようにただ生意気なやつだなあとしか思わない気がする。カットされていたこともあってか、いじめっ子?のラベニアが少ししか出ずちょっと悲しかった。だからやっぱりベッキーとピーターに目がいって、登場頻度からしてベッキー。ちょっと訛った喋り方も好きだし、セーラとそんなに年も変わらないのにお嬢さまと呼んでいたり、扱われ方が異なったり。当時の背景を思わせるような部分があるのも好きです。ベッキーはいつかシンデレラにでもなるのかな。
そうだ。小公女セーラ見ていて思い出したのだけれど。昔、小学生の頃に読んだ本で、とある奴隷のようなメイドの少女がとあるお屋敷に仕えていてかなりこき使われていて、そのお屋敷には英才教育を施されているご子息だかご息女だかがいて。その少女は少女の仕事・雑用の時に英才教育で声楽を学ぶのを扉越しに聞いていたので、歌は上手くなっていった。けれど、どんなに寒い日でも冷たい水を汲みに行かされ、掃除をさせられ、彼女の髪は白くなってしまった(手に穴が開いたという記述があったような気がするけど、残酷なので気のせいかな?)。しかしある夜、少女は屋敷を抜け出した。暗い中を水を汲みに行っていたので夜でも平気だった。(この辺りからあやふや。本当かどうかわからない)少女はある船に乗り込み、大きな町へ行ったかどうかして、もしくは闇市に行ったか何かした気がする。なぜか、髪の長い女剣士が出てくるんだけど、本当にそこまでいくといったい何の話やら、ひとつの話なのかそれともただの夢なのかわからないけれど。でも確か、本だったような気がします。とてもどんな話なのかが気になるので読んでみたいけれど、題名も何もわからないという。
そういう~ってどの作品だっけという疑問を解決してくれる場所はどこかにないかなあ。
PR