ちょっと喉が気になり始めました。ひりひり。痛いです。危険。
IE7、正直あまり使い心地がいいとは言えず。自分には結構旧式のブラウザの方があっているかもしれないと思いながら、せめて使いやすいようにカスタマイズ。動作確認の途中でエイプリルにミスを発見したので修正。結局、自分が一番使いやすいブラウザは、自分で作るしかないってことか。
志方あきこさんの
RAKAを友人から借りました。ラジオから拾う曲はLP4で録音しますが、志方さんのはちゃんとSPモード。ジャケットを見ると仕立て上げたという印象が強いですが曲はおお新曲だと思う感じでした。曲目等はAmazonで参照のこと。
自分は全くもって初めて聞く曲ばかり。
01.大地の鼓動と02.金環蝕はつながっているのですね。自分は最初は曲目を見ずにざっと聞いて、気になった曲から拾い上げて聞いていくということをして聞くのが常なので、03.春告げ-Raggi di primavera-に入った時に「あれ、もうtrack03だ」と思ってしまいました。だから01だけ聞くと曲が途中で切れて驚きます。金環蝕は月が関わった日食(詳しくはWikiなどでどうぞ)のこと。大地の次に日食を置くのは上手いなあと思い、今回は日本語歌詞率が高いなと思い、しかし新しい言語もあるなと思う。大地の鼓動は力強い。しかし雷、雨が降り静まったところへの日食。そして再び始まるリズム。相変わらずバイオリンの使い方がとても好きだし、カリンバとディジュリドゥらしき音がこっそり聞こえるのもコーラスの具合もいい。けど、自分的に(これはほとんどの曲に言えることだけれど)もう少し高い音域の歌声も聴きたかった。ただ、やっぱり「大地」重視ということで低めなんだろうな。
対して、春告げは急に静かになりタイトル通りの春の始まり。サビ部分の歌詞もやわらかな景色でフルートとメロディが心地よく。曲調も詩も優しい。
春過ぎてまほろば、優美な丘と夏の午後というところ。友人はこの曲がお気に入りだそうですが、自分はオカリナと琴とピアノを合わせたイントロがいいなと思うくらいかな。むしろ、自分としては次の蒼碧の森の方がコーラスも歌い方も好きだし、使う楽器も少なくフィドルやリコーダーの音が綺麗に聞こえるので好き。どちらも「いのち」という言葉を使い、風が吹き空を見、季節や時が移ろい巡っていく。まほろばの方が力強い感じで蒼碧の森は切ない。…どうでもいいかもしれませんが「微笑み」という単語が使われる場所が違うにしろ多い気がします。
続く黎明、春告げのような優しげな曲調に優しい詞。もしもオーロラが見える→寒い→冬とするならば、春告げが春、まほろばが夏、蒼碧の森を秋だと解釈して黎明は冬と季節を巡ります。もしくは、春告げを朝、まほろばを午後、蒼碧の森を深夜、黎明を夜明けだとすれば一日。これは自分の勝手な解釈ですが、そうだとすると面白い。でも、やっぱり個人の解釈に過ぎないので、あまり信じ込まないように。
下位曲、しかしなぜか自分は後半の方が印象深い。07の祈りはチベット語。自分は歌詞を手元に残しておきたいがために、歌詞カードを見ながらタイプするのですが、今回は長めの歌詞が多い上に様々な言語があってまさにそんな私泣かせの一曲がコレ。や、フォントDLすればできないこともないですが、さすがにそこまでは。なのでモンラムなどの言葉について詳しくは知りませんが、検索して出た日本で言う正月の祭りとかはあまり関係ないように思われます。むしろ、チベットに限らず、両親を失ったある遊牧民の祈りという曲。馬、弓、草原、風、集落など。作詞には志方さんも関わっているそうですが、これは実体験のない想像から生まれた歌詞だと思うのですが、どうだろう。ギターの音がよく聞こえ、重みのある曲です。
次、Lunaと聞いて思い浮かんだのがアルバム「廃墟と楽園」のContrasto。あれも月の歌。でも今回は満月なので、特に関係はなし。祈りが三日月だったので、その間に半月を含む曲が入っていると嬉しかったけれど。ティンホイッスルの音色が他の弾く形式の音に引き立てられているようで先ほどの祈りに対し、救いを求めて回帰を叫ぶような曲。
うたかたの花は中華テイストな感じで二胡の音が綺麗。やっぱり自分はNavigtoria的メロディラインもそんなに嫌いじゃないです。でも歌い方はどうかな。歌詞も民族的とはやや離れた感じ。路傍、という言葉を使う辺り、現在の都市の中にある幻想的な出来事に近い。ちなみに、歌詞カードの見開きは左に青空の写真(うたかたの花)、右に赤く枯れた大地(晴れすぎた空の下で)の対比が綺麗。
その晴れすぎた空の下でが個人的にお気に入りの曲。バイオリンはもちろんコントラバスやチェロ、ギターに加えメロディを彩るリコーダーの音色。「ロマの娘」を彷彿とさせる物語的な歌詞も好きだし、歌い方もメロディも好き。コーラスは弱いけれど、何より民族的なリズム。ローマ神話も引用。皮肉混じりの歌詞、本来恵みをもたらすものを拒否し、風雲といかづちに呼びかける。ただ、タイトルはもうちょっと工夫が欲しい。
シューベルトのアヴェ・マリア。歌詞カードの写真の建物、どこだろう。ドームの頂の光がある部分がちゃんと月の形になっていることに感動。ちゃんとイタリア語版のアヴェ・マリア、バイオリンのラインとコーラス・クワイアが合いすぎて素敵。唯一、月や大地と関係ないかなと思われるも、他の曲で大地や月などを母や創造主、そして命と関わらせている点からすればアヴェ・マリアがこのアルバムに含まれているのも自然な流れ? 志方さんが歌いやすいように編曲されていますが、そんなに違和感ないです。
最後の曲が一番私泣かせ。長い。冒頭の綺麗なコーラス部分は某CMで聞いた気がします。志方さんが作詞作曲したわけではないのかな。それから、もう言語方面は私の浅薄な知識じゃカバーできません。もう知りません。ってか字が小さいんですってば。歌詞入力者泣かせ。壮大さは十分。日本語も混じらせていて面白い。某ゲーム曲のものらしく、そちらを知らないとさっぱりです。でも日本語歌詞の部分のメロディは好きだし、異国の言語を使った歌声も生きているので嫌いではないですが、ちょっとわからない部分が多すぎて疎外感。ルビのごとくふってある歌詞を必死に目で追っていると、パートが5つあって、それぞれが異なる歌詞を歌って盛り上げているのがわかった。早い。しかも後半に行くにつれて、日本語歌詞とも被る部分がでてきてややこしい。恐ろしいな。Xa Zatyy wn itt sssのあとのパートに分かれた部分でテンポが上がるところもすごい。よくわからない言語の部分もどういう意味なのかわかったらなあ。特に台詞の部分、一番重要だと思われるのに。ゲームのテーマ曲らしいのでなんとなくそんな感じの歌詞かあ、というくらいにしか思えないのが寂しい。
…やっぱり気になったのでちょっと調べてみました。自分の解釈と全然違いました。てっきり巫女の少女が犠牲になって少年は助かったけどやっぱり少年も少女がいない世界にいるのは辛くて死んじゃったとかそんなんだとか思ってました。生きてるってば。そうですね、でないと「少年の瞳は還り」の意味が成り立たないので。改めて歌詞を見ると、どうして少女が死ぬとか思ったのか謎です。まだまだ読み取るのは"へたっぴ"です。
昨日の模試の結果とかはまた今度の記事に書こう。なんかやっぱり長くなった…。以前、ここのブログではないどこかに日記か何かにNavigatoriaとかの感想を書いていた覚えたあるんだけど、それよりかなり長い。こんな長い文章読む人なんているんでしょうか…。
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