さて、中秋の名月。自分の地域は曇りではありましたが、雲に隠れながらもその輝きは素晴らしく、明るく、光っていました。帰り道、ラジオから流れる絢香の「三日月」に合わせるようにして、雲間から姿を見せる月。暗く静かなアスファルト。町の灯りか月の明かりか、まだ夜の始まりだから見える、雲が作り出す不思議な模様。すぐそこにあるように見えるのに、まるで絵に描かれているかのようなのに、触れることの出来ない空。
デジカメ子を持っていなかったので、自分の拙い描写で申し訳ない。けれど、毎日毎日同じ道でも、こんな風に違って見えるのはとても素敵だと思う。
そうだ、最近はどうも素敵素敵を多用している気がする。けど、それ以外に物事の素晴らしいことを表すのに使える現代語って、何があるんだろう。本当は辞書で調べなくてもぽっと出てくるような言葉を使えるといいのだけれど、知らなきゃもちろん使えない。今度調べてみようかな。
古文単語を使っていいのなら、今よりもっと多様に表すことができると思う。「あはれ」とか「をかし」とか、ともかく形容詞・形容動詞が多い。そしてその意味も多い。まさにしみじみとした趣という気分を表すのに適している言葉だとは思うけれども、現代に生きる自分は、当時の例えば平安貴族の人たちが「あはれ」や「をかし」の使い方にこだわったように、現代語の言葉にもっとこだわらないとと思う。
今日、体育の授業は天気が微妙なことと、男子が運動場も卓球教室も使ってしまうということで、武道場とトレーニングルームを使いました。武道場には卓球台が3つあって、人数が多いので前後半に別れて、自分は前半にトレーニングルーム、後半に卓球をすることになりました。
トレーニングルームは前々から入ってみたいと思いつつ、いつも男子が朝や雨の日の練習に使っているのを見ているだけで、とても入れるわけはなく。有名なアレとかコレとか。小さな教室の中に色々なものがあって楽しかったです。特に有名なアレを使ってみると上腕の筋肉がものすごく痛かったです。これは本当に運動しないと、と痛感。でもまたやりたいと思う。
卓球でも、今まで打ち合いをしたことのない子で卓球部の人だったのですが、打ち合いが楽しくて楽しくて仕方がない。友人たちは卓球経験がないので、バックに打ったり強く打ったりカットで返したりすると、全然返ってこないので、ひたすらゆるやかなスピードでフォアに返すという。いえ、運動神経がわりといい友人とやるとまあまあいいのですが。やはり、卓球をやったことがある人とやると、そういううち方をしても球がちゃんと返ってきてくれるので嬉しい。自分も卓球の経験は浅いですが、久々にああやって打てると心も晴れやか、受験の疲れも吹き飛びます。
晴れの日のテニスも、全然できないながら、友人たちもいるのでまあ楽しいのですが。雨の日のこのような授業もなかなか楽しいと思いました。なんだか、自分が体育が楽しいって言うのって珍しいな。
そうそう、本日は後期生徒会役員の立会演説会がありました。とは言え、人数がぎりぎり揃っていて、しかも全員女子で経験者少。という、前期同様のあまり面白い行事ができなさそうな生徒会の演説。一生懸命な彼女たちには悪いですが、こちらも受験に対しては一生懸命どころか切羽詰っているので、古文単語を紙にメモして演説は無視、そちらを一生懸命覚えていました。先生に注意されてしまうだろうかと心配だったのですが、周囲を見ると、おや3年生の中には単語帳を持ってきている人がちらりほらり。先生も注意しない様子でしたので、やっぱり演説を聞くよりも単語覚えた方がいいって思っている人は多いんだなと思う。
そんな明日は土曜学習。火曜日までの課題があと少しで終わるのでそれをやって、後は古文単語をある程度覚えよう。どのみち2限目は英語が入っているのでそんなにたくさんやれないと思うし。
さあ、本当に英語文法と日本史復習が危険すぎる。
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