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2024.0519(Sun) 2104 |
緩やかな坂道を下るように、ゆっくりと空気は甘く染まる。
レトロインクカレンダー3月より。

数日ほど地元に帰ってました。振袖とか見てきましたよ。相変わらずそんなに派手じゃないものを選んでしまう人です。とは言え、「古典とモダン、どっちがいいですか?」とか聞かれてもちんぷんかんぷんな私なので、仕方が無いと言えば仕方が無いかもしれません。見に行く前まではカタログに載っている振袖が全部同じにしか見えなかったのですが、見に行った後からあれやこれやの振袖が「かわいいなあ」と気になってしまう始末。困ったものです。みんなはいったいどんなの着るんだろう。楽しみだなあ。

続きは地元に帰ったときに見たもの・読んだもの・ゲームなど。
地元に帰っているときの方がたくさん本を読み、映画も見ていると言うこの状況…。

まあともかく、まずはかる~く漫画から。
花とゆめの「潔癖少年 完全装備」というトビナトウヤさんの作品。
重度の潔癖症である少年・千田沙汰は、常に消毒液・マスクを持ち歩き、全身防護服で出かける小学六年生。半強制的に修学旅行に行くことになった千田沙汰の運命やいかに、とかそんな話です。ちょっと違うかもしれないけどだいたいあってます。
少女漫画なんでやっぱり愛内アンナというとってもかわいらしいクラスの女の子に恋をしてしまう千田くん。他にも変な友達ができていく千田くん。ノリがとってもほのぼのしてて和みます。恋愛要素もほどよい感じでぐっどです。1巻のおまけの派遣学生は謎だし、タイトルがアレな感じですが、全体的にはなかなか好印象でした。


お次は「千年の時をこえて」(エンタティーン倶楽部)、沢村凛さんという人の作品。
竹岡美穂さんという人のかわいらしいイラストの表紙・挿絵つきです(→文学少女は聞いたことあるけど知らないんですごめんなさい)
友達に対する“好き”と男の子に対する“好き”の違いがよくわからないと感じている小学五年生の静枝は、和歌をまつっているという神社で不思議な男の子マコマと出会う。だがマコマは静枝にしか見えず、静枝は和歌を教えてくれるマコマに興味を持ち…とかそんな。ここまで読むと、実は先ほどの漫画と「“好き”ってなに?」という部分が共通してます。小学校高学年というと、やはりこんな感じですよね。「○○ちゃんの好きな人ってだれー?」って感じの。
で、作者が「安楽椅子探偵にヒントを得た」ってあとがきで言っていらっしゃるように、静枝が身の回りの困った出来事をマコマに話すと、マコマはそれと同じような状況をうたった和歌を『万葉集』から引用して意味を静枝に教え、それによって色々とコトがうまく進んでいく、という流れです。ラノベほどキャラ立ちがしっかりしているわけではないですがそれなりに面白かったです。『万葉集』の素晴らしさを改めて知りました。『万葉集』をネタにもってくるのが面白かったです。


次は「黄色いポストの郵便配達」で、斉藤洋さんのです!言わずと知れた私の聖書「ルドルフとイッパイアッテナ」の作者さんです。とか言いつつ、イッパイアッテナシリーズ以外の斉藤洋さんの作品を読むのはこれが初めてです。正直、幻滅するのが怖くて手を出せませんでした…。が、絵本っぽいファンタジー調の森田みちよさんの挿絵に惹かれて思わず読んでしまいました。
主人公が公園の砂場にいた桜の木に出会ってからというもの、毎年桜の木から旅行先の絵葉書が送られてきていた。引っ越してから絵葉書は届かなくなったが、黄色いポストの郵便配達をしているというマンボウが桜の木の手紙を届けてくれた。それからマンボウと主人公のおいしくてあたたかい紅茶を介した世間話が始まる。とかそんな。結構違うかもしれないけど。
桜の木って…!マンボウって…!とか思いますけどやっぱりなんだか自然です。不思議です。他の生き物の真似をして生きるウミガメの話が一番好きです。色々想像を広げて読んでみると、自分に都合のいい解釈ができるので楽しいです。ちょっと急いで読んだのが悪かったのかもしれませんが、迷路の話が謎でした。でも、これをきっかけに他の斉藤洋さん作品を読んでみる気になりました。今後は臆せず読みたいと思います。


最後は映画「サウンド・オブ・ミュージック」です。
ミュージカルは見たことあったのですが、映画はところどころ。ちゃんと見たのは初めて。だけど、やっぱり古いからなのか私が未熟者なのか、ところどころ謎がいっぱいでした。最初に見たミュージカルが現代風でおもしろかったせいもあるのかも。とりあえず3時間は長いです。あと、トラップ一家の幼い子たちの顔がどうしても常に歪んでいるように見えて仕方が無かったです。たぶん、古くなければよかったです。
背景というか、ロケ地とかはミュージカルではないので、そこは映画見れてよかったです。景色、とてもきれいでした。あ、あとやっぱり「シ」って「Tea」ですよね。発音が聞けて楽しかったです。
とりあえず、やっとこさ有名作品を見れたーって感じです。


だいたいこんな感じでした。
あ、他にもFFXのゲームとかちょっぴり進めてきました。はい、未だに『シン』を倒していません。寄り道ばっかりです。とりあえず隠し召喚獣はすべて入手。初めて名前を変更しました。
「ようじんぼう」→「ようじんぼうず」
「アニマ」→「あにまる」
「マグ・ドグ・ラグ(メーガス三姉妹)」→「まぐまらし・どぐろっく・らぐらあじ」
本当はドクロッグですが、多少の誤差ということで。
彼ら、本当に強すぎるので助かります。モンスター訓練場のとか、本当に強いやつばっかりなので大活躍です。ガガゼト山コンプした出てくるベヒーモスの亜種っぽいのは倒した!と思ったら最後にアルテマ放たれてびびりました。攻撃受けたのが召喚獣でほんとよかったです。コマンドがアニマ以外は特徴的なのでちょっと楽しいです。
あとは隠しマップをまわりおえました。そろそろ『シン』の体内に行ってもいいかなと思うけど、個人的にもうちょっとサブイベントやってからにしようかな。それにしても、やっぱり落雷避けができないなあ。


ところで、hiCってどうやったらきれいな音で出せるんだろうね。
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2008.0322(Sat) 0143 | Comments(0) | TrackBack() | カンショウ記録

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