さって、もうひとついってみよう。
寮の知り合いに何かお勧めの本はないかと聞いたところ、伊坂幸太郎という人の作品が面白い、とのこと。私の基本は「デビュー作から読む」なので、さっそく
オーデュボンの祈りを読んでみました。
話のあらすじは、まあだいたい色々なところで書かれているのでその通りなのですが。
コンビニ強盗に失敗した主人公が警察から逃げ、意識を失って目が覚めたら、荻島という見知らぬ島にいた。その島には未来のことを知るしゃべるカカシの「優午」がいた。しかし、カカシは何者かに殺されてしまう。なぜカカシは自分の死を予測できなかったのか…
そんな感じ。変な島民もたくさん出てきます。人を殺してもいいことになっている「桜」、嘘しかしゃべらない元画家、300キロのウサギさん。一応、ミステリだそうですが、あまりこってりミステリって感じではないので、あらすじで「なんだそれ?」と興味を持たれた方はぜひご一読。
次はラッシュライフを読もうかな、と思っています。